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お仕事体験談

高収入のお仕事ってどんなことをするの?どんな人が働いているの?この歳で本当に働けるの…?
「どこにでもいる普通のOL、主婦でした…」そんな、風俗で働く30代・40代の女性の体験談。

その15 – 流されるままに風俗で働いてみて

とてもつまらない人生を歩いていたように思います。

地方公務員の父、専業主婦の母。田舎の冬はいつもどんよりとした厚い雲が街を蓋しています。そのせいで日照時間が少なく、鬱病を発症しやすいから自殺率が高いといわれる私の故郷。

同級生たちとは「高校を出たら東京へ行こう」と語り合ったものでした。

東京の専門学校へ進学するために、18歳で晴れて上京が決まり、意気揚々と一人暮らしを始めたのですが、なかなか学校にも独りの生活にも、東京にも慣れることができません。

はじめてつき合ったのは、バイト先が一緒の2歳上の大学生でした。彼は香川県出身で卒業したら実家の家業を継ぐのだと話していました。

交際は順調で、彼が大学を卒業する時に私にプロポーズしてくれました。私は実家のことを考えましたが、どうしてもそこで暮らす自分をイメージできず、縁もゆかりも無い香川県についていくことにしました。

22歳の彼と20歳の私。周囲から若すぎると言われましたが、故郷の雪国から東京、東京から香川と住まいを変えていく状況がおもしろいなと思って、流されるまま結婚しました。

結婚生活は夫の両親と同居です。若すぎる私に反感を隠さない義父母にストレスを溜めながら。

25歳の時にパート先のスーパーで、バイトの男子大学生と知り合いました。彼は大分県の出身で大分がどんなに素晴らしい街か私に語って聞かせてくれました。

なかなか子宝に恵まれない私に、義父母の態度はいよいよ冷たいものになっていて、この男子大学生との語らいが心の支えになっていたのです。

彼が大学を卒業して大分県に帰ったあとも連絡は取り合っていました。そして私は決意するのです。「離婚して彼の元に身を寄せよう」

なぜか、どこへ行っても馴染めません。彼とも会うことがなくなり、大分県も結局馴染めていません。それどころか、年齢を重ねるごとにあの曇天の空を懐かしむ気持ちが強くなっていくのです。

あんなに嫌いだった田舎なのに。

流されるまま実家を離れ、気づいたら九州で暮らしています。気軽に里帰りできる距離ではありません。

私にはなにもありません。家族も仕事も頼れる人も、なにもない自分に腹が立ちます。どうして私は気づかなかったのでしょう。つまらないのは田舎ではなく、街ではなく、他人でもなく、自分自身であるということに。

手に職のない私は、手取り14万円の事務職でなんとか暮らしていました。細々と貯めてきたお金で安いパソコンを買ったのが30歳の時。

空いてる時間で副業ができないかとWEB検索していると、見つけたのがこのサイトでした。

30歳で容姿に自信のない私に務まるわけがないとは思ったのですが、自分のつまらなさに嫌気がさしていた私は、思い切ることにしました。

暮らす街を変えることで、人生をリセットできた気持ちでいましたが、実際にそんなことはありませんでした。だから今度は自分自身を変えていきたいと思ったのです。

独り身ですが、デリバリーヘルスで年齢不問の人妻店を選んで電話をしました。意外なことに女性スタッフが対応してくれて、親身に話を聞いてくれたのが嬉しかったです。

いろんな立場の男性とお話しすることができて、接客業はおもしろいですね。私はこれまで、とても狭い世界で生きていたのだと思い知りました。

いろんな価値観があって、いろんな人がいる。私が正しいと思うことも、人によっては間違っていて、私が間違っていると思うことも、人によっては正しくて。

つまらないと思っていた私の人生も、お客様との交流の中で、つまらないなんてことはないと思うようになりました。

働き始めて3年経ちます。実家にはいつでも帰れるだけの貯金ができましたが、もう少しこの街で暮らしていきたいと思っています。

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著者紹介
槙原真美香さん(仮名)
33歳

槙原真美香さん(仮名)
33歳

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