田中課長のSTD情報局

風俗業界で働く限り、無視できないのが性感染症(STD)。予防法や雑学、時には時事問題などさまざまな情報を、元風俗嬢ライターの田中課長が発信します。正しい知識を身につけて、安全にお仕事をしましょう!

キス病って何?

「キス病」なる病気があると聞きました。
どんなものなんでしょうか?

キスや回し飲みで感染…その正体は唾液中のウイルス

キス病の正体は、EBウイルスという病原体によって起こる伝染性単核球症という病気です。
このEBウィルスは、唾液に含まれており、キスなどの接触のほか、飲み物の回し飲みでもうつります。

実はこのウィルス、日本では2〜3歳までに近親者との食器の共有や口移しなどによって、70%が感染するといわれています。このころに感染するとほとんど症状も出ず、抗体ができます。症状が出ても出なくても、一度感染すると抗体ができ、再感染はありません。

青年期以降に初感染する場合では、50%の人に症状がでます。ちなみに、アメリカでは、抗体を持つ人が少ないため、10代で恋人が出来ると発症する人が多く、とてもポピュラーな病気なんです。「キス病」というロマンチック?な呼び名はアメリカ由来のようです。

アメリカほどではありませんが、日本でも恋人と付き合うことがきっかけで、感染、発症する人は多いようです。中にはそれまで何人も恋人がいたのにもかかわらず、中年以降、はじめて発症する人もいます。

青年期以降に発症する場合は、かなりつらい症状がでます。潜伏期間の4〜6週間を経た後、倦怠感、発熱、のどの痛み、首のリンパの腫れ、肝機能の低下、湿疹などが起こります。最初は風邪と思っていても、極度の倦怠感が続き、のどの腫れのため飲食が困難になる、湿疹や肝臓や脾臓が腫れる、黄疸が出るなどがあれば、キス病の可能性があります。このような症状がでた時はキス病のほか、肝炎など他の重い病気の可能性もあるので、なるべく早めに医者にかかりましょう。

キス病の治療は、安静が第一です。
ほとんどの場合、約4〜6週間でよくなりますが、人によっては慢性化することもあり、この場合は、さらに厳重な安静と治療が必要となります。

幼少期に抗体ができて発症したことがない人でも、相手に感染させる可能性があります。20歳以上は90%の人がもっているというウイルスなので、たまたま抗体がない人と接触があった場合、移す可能性は高いといえます。もし、付き合っている相手が感染したとしても互いに攻めたりせず、パートナーを気遣ってすごしましょう。

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著者紹介
田中課長

田中課長
(タナカカチョウ)

風俗嬢のためのSTD情報サイト・ガールズヘルスラボ(http://www.girls-health.jp/)主宰の元風俗嬢ライター。高収入求人マガジン「モモコ」でコラム連載中。Twitterはこちら

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